繋ぐだけで痒い所に手が届く様な、何とも心地よくリッチな感触を創出するプロユースなブランド「Hatena」を手がけた工房"EFFECTORNICS ENGINEERING(えふぇくたぁ工房)"がリリースするNeotonicSound。
ブランドの色としてプレイヤーが欲しいところを各製品が的確に捉えているところが、このブランドの色。
ツボにはまればリッチなサウンドが向こうから知らず知らずやってくる、そんな摩訶不思議な魅力を持つブランドです。
ボードに組む際、配置の関係で都合の良い配線が出来るようにOUTを二つ備えるバッファー。
それらは互いに並列出力になっており(※ステレオアウトではありません。
)、 2台のアンプを同時に鳴らしたり、片方をアンプに、もう片方にはチューナーを繋ぐ等の使い方も出来ます。
大きさは超コンパクトな手のひらサイズ(電池駆動での単体使用も出来ます)。
ボード内でもメインのエフェクターを押しのけず、しれっと、効果的な働きをします。
しっかりとした密度を持ったバッファーながら、決して硬質なアクティブ臭やハイファイ臭がしない所が当モデルのポイント。
ナチュラルな質感、本体の持つレンジ感を保ちつつ、グッと背中を押してくれる様な安定感タップリな出力に整えてくれます。
音色に拘りすぎて音が散ってしまいがちにな際の音色作りのお供に、またパッシブベースでセッティングを詰め過ぎてイマイチ芯がのってこないなんて時にも、このエフェクターはオススメです。
あると便利よりも、あると安心できる御守りのようなアイテム! ※掲載画像のジャックは付属致しません。
また、画像内の多機種エフェクターも大きさ比較用につき、付属致しません。
※こちらのエフェクターはギタリストの方にもお勧めです。
[仕様] ■電源:9V(006P型)乾電池,ACアダプター(9Vセンターマイナス極性)※別売りになります。
■入出力端子:IN / OUT1 / OUT2 / ACアダプター(2.1φ) ■寸法:縦55mm×横88mm×高33mm (ツマミ等含む) ■重量:160g(電池含む) [バッファーについて] 演奏を電気化する楽器は、楽器だけでもアンプだけでも音楽としては成立しない、回路としても半端な状態にあります。
それをシールドによってコネクションすることでひとつの回路になります。
シールドを引き延ばすほどに、電気化した演奏の信号にとっては過酷な長旅になりますので、その距離や途中にある障害物などに体力を奪われてしまって、アンプに到達する頃には息切れを起こした様な状態になりやすいものです。
そこで楽器に近い位置に挿入することで早い段階で一旦回路を成立させ、そこから演奏の情報を取り出して新たにタフな信号として情報だけを送り出すことを目的とするのが当モデルのようなバッファーです。
演奏の邪魔をする不要なノイズを処理しつつ活きたままの演奏をリアルタイムで瞬間的に標本化することが出き、電気的に後々の編集や味付け(エフェクターやアンプでの音作り)がやりやすい、例えるなら「あらかじめ下ごしらえがしてある状態」にしてやります。
なお、クラッシックなワウやファズといったエフェクターを使用する際に、バッファーをかますと音色がかわっってしまったり、エフェクトのかかりが変化してしまう等が起こってしまう際には後ろでバッファリングするのも良いかと思います。