『本物のギター』に出会えた 感動がそこには存在する音色を一言で表現するならば、とにかくクリア。
この上ない透明感だ。
しかしながら、か細くなく、その音は力強い。
まるで、どこまでも響いていきそうなほどの 十分な音量がある。
中低域をむやみに膨らませての音量の大きさではなく、全体をクリアに響かせて、且つこの音量を達成したのは驚愕に価する。
演奏者の情熱を微塵も漏らさず 伝える表現の幅 右手のタッチ次第で、演奏者の情熱を 微塵も漏らさず伝える表現の幅も備えている。
ピアニッシモからホルテッシモまで 透明感に溢れている。
どんな感情表現をしても、 このギターの持つ透明感は失われない。
レンジ(発音周波数帯域)の広さの成せる業だろう。
サウンドホールから飛び出してくる音は、まるで秀逸なプリアンプでつくられ、ワイドレンジのスピーカーから出されているかのようだ。
とにかくレンジの広い音色。
Hi-Mid帯域の張り。
重厚でいて、且つ抜けの良い低域。
耳に痛くなく、それでいて限界まで鳴るHighレンジ。
一般のギターに対する認識を吹き飛ばしてしまうかのようだ。
本来のギターとは、ここまでの音を出せる ということを認識させてくれる。
まさに、目から鱗 良質な材を、十分にシーズニングさせ、 確かな技工により組み込まれた成果を 感ぜずにはいられない。
フラメンコギターの本場スペインの香りを 十二分に放っている。
徹底検証 フラメンコギター 使用材・塗装 ボディー表板に用いられている エンゲルマン・スプルースの質の良さ 色白で美しい エンゲルマン・スプルース 木の目が細かく真っ直ぐに通っているため 音の伝導率が高く、音の立ち上がりがよくなります 波のように横に入る細かな木の模様は 特に高級材に見られ、美しい音色を生みます 側板・裏板 最高級シープレス フラメンコギター材の定番シープレス シェラック塗装 シェラックは大変柔らかい塗装のため、高度な作業技術と時間を要します。
最高級のギターにのみ施される特殊な塗装です。
シェラック塗装のギターの音色は極上で、ボディーは落ち着いた上品な艶感が特徴です。
フィンガーボード・フレット・ネック 指板材の黒檀(エボニー)の質の良さ、フレットのすり合わせ精度の高さ 全音域でのプレイヤビリティ(演奏性)の高さを実現 絶妙に計算されたネックの差し込み角度、ベストな弦高をハイポジションまで保っている。
丁寧に加工されたフレットのエッジ処理もそれに貢献しているといえよう。
フレットにはミディアムジャンボサイズを採用し、滑らかなフィンガリングに貢献してくれている。
音の立ち上がりが速いため、軽いタッチでの速いフレージングも容易だ。
オワリヤ楽器特別製作 テオドロ・ペレス フラメンコギター テオドロ・ペレス フラメンコギター No.1013 はオワリヤ楽器が特別オーダーで製作しています。
* 全面シェラック(セラック)塗装のギターにのみ "FLAMENCO SHELLAC"とラベルに入ります 通常ウレタン塗装のところ、特別な塗装"シェラック塗装"をテオドロ・ペレス氏にしていただきました。
シェラック塗装の特徴は、音色がイキイキと、美しく出せることです。
この塗装は大変高い技術を要し、時間もかかりますが、高級ギターにピッタリの塗装です。
そして、一流ギタリストのアドバイスにより、日本人の手に合った特別仕様の仕上げ品です。
やもすると、高級ギターで良い音を出すには、高い演奏技術を要求されがちです。
しかしながら、多くの演奏レベルの人々に受け入れられるポピュラリティを持たせています。
このギターのもっとも優れている点は、弦高、弦張力等の演奏性をなにも犠牲にせず、これだけの音色を実現したことです。
TEODORO PEREZ / テオドロ・ペレス 1952年 スペイン ソリアに生まれ 幼少の頃、両親と共にマドリッドに移住する 1966年 ホセ・ラミレス3世工房に弟子入りし、リュート、バンドリア、ギター製作を始める。
1970年よりラミレス氏に最高の職人として認められ、ラミレス氏と共に最高のギターを製作する。
TEODORO PEREZ のイニシャル G.P.M のスタンプを押したギターは世界中に発売される。
26年間ラミレス氏と共に製作を続けた後、1991年に独立、マリアノ・テサーノス氏と共に新しく工房を設立して ”テノーサス・ペレス” ギター製作を開始する。
その後、2005年に自身の工房を設立。
最高の手工技術を結集し、自身のラベルTeodoro Perezギターを製作する テオドロ・ペレス と フラメンコギタリスト 沖仁 テオドロペレスとフラメンコギタリスト 沖仁さんは、単に演奏家とギター製作者にとどまらず、 互いに深い友情に結ばれています。
沖さんは、テオドロギターの発する まろやかで力強く スペインの薫りと重厚感のある響きを最高に好み、テオドロの広い心があってこその響きと絶賛しています。
日本を代表する フラメンコ ギタリスト 沖仁 /Oki Jin フラメンコ・ギタリスト 沖仁さん 伝説のギタリスト "ニーニョ・リカルド" の名前を冠し た権威あるスペインのフラメンコギターコンクール 第5回ムルシア"ニーニョ・リカルド"フラメンコギター 国際コンクール国際部門において優勝。
日本人として初の快挙を成し遂げた。
オワリヤ楽器の四代目渡辺は沖さんとご縁があり交流が続いています。
演奏会を聞きに行きましたら、沖さんが「今日使用したギターはTeodoro です」と教えてくださいました。
また、テオドロ・ペレスさんと息子さんに会うために海外へ。
お話してきました。
お客様の中には謙虚にも、腕が見合っていないと立派なギターを持つのは気がひける方もいらっしゃいます。
そんな心配は必要全くありません。
本物の力を持ったギターを持つと上達する確率が格段に高くなります。
このギターで練習していて上達できるのか不安も払拭されます。
楽器は大丈夫だとしたら、後は練習あるのみ!スッキリしたものです。
音楽は人生の楽しみを増やしてくれます。
本物に会えた喜び、ギターを楽しむ気持ちを与えてくれるまさに運命を変えるギターです。
沖仁さんを囲んで 写真中央:沖様 左右:オワリヤ楽器 テオドロ・ペレスさん(写真右) 息子さんセルヒオ・ペレス(写真左)と共に 音楽プロデューサー 新井誠志様 Teodoro Perezフラメンコギターをご購入 左:新井様とテオドロ・ペレス フラメンコギター 右:オワリヤ楽器社長 「ガイアの夜明け」「未来世紀ジパング」「ルビコンの決断」の音楽プロデューサー 新井様。
Teodoro Perezフラメンコギターを展示販売している店は他になく、東京からご来店くださいました。
テオドロ・ペレスのギターはフラメンコギタリスト沖仁さんが愛用されています。
オワリヤ楽器社長は沖さんの演奏が好きで、沖さんにお会いする機会があり、このご縁からTeodoro Perez氏のスペイン製フラメンコを取り扱うことになりました。
新井様もまた、沖さんの音楽性に魅力を感じていらして、社長と意気投合いたしました。
新井様はテオドロ・ペレスのフラメンコギターを、パラパラと音出しされると即気に入られました 新井様は 「レナ・アギレラ フラメンコギターも弾いてみていいですか」とおっしゃいました。
レナ・アギレラ氏のフラメンコギターは日本のフラメンコ音楽界の第一人者である フラメンコギタリスト エンリケ酒井さんが推薦されるフラメンコギターです。
「レナ・アギレラ氏のフラメンコのもつ独特の "土臭いスペインのフラメンコ"の音色が、自分は好みに合っていて好きだ」と新井様はおっしゃり、テオドロ氏のフラメンコギターと迷われました。
今回、将来沖さんとのお仕事を祈念してテオドロ・ペレスのフラメンコギターに決められました。
【その後・・・】 ご購入より何年か経ち、新井様はまたご来店くださいました。
あの時、購入いただいたギターをメンテナンスしてくださいました。
音楽を通してのご縁の広がりに感謝しております。
ありがとうございます 【仕様】 トップ : エンゲルマン スプルース サイド ・ バック : シープレス フィンガーボード : エボニー 塗装 : セラック 弦 : プロアルテ Or ハナバッハ 弦長 650mm ハードケース付